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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

若田宇宙飛行士の活動状況(2014年3月12日)

若田宇宙飛行士ら第38次/第39次長期滞在クルーの3人は、3月11日は休日となりました。これは、第37次/第38次長期滞在クルーの帰還に伴う作業を前日の勤務時間外で行っていたためです。

3月9日の船長(コマンダー)移譲式や第37次/第38次長期滞在クルーの地上への帰還などについては既にご紹介しましたが、本日は、その間に若田宇宙飛行士が行った主な実験関連作業をご紹介します。

3月8日は、「きぼう」日本実験棟の船内の各所に設置してある宇宙放射線を計測する受動積算型宇宙放射線線量計(PADLES) を取り外し、ソユーズ宇宙船(36S)で回収するため帰還するロシアの宇宙飛行士に渡しました。

受動積算型宇宙放射線線量計(PADLES)

日露水棲生物協力実験のロシアテーマSpace Midge(ネムリユスリカの観察実験)を実施し、サンプル(乾燥状態のネムリユスリカの幼虫)に給水し、その後、地上での解析のために固定しました。この実験では、ネムリユスリカの耐乾燥性におよぼす宇宙環境の影響、宇宙環境下での遺伝子発現を調べます。

写真

顕微鏡観察容器内で育てたシロイヌナズナの芽ばえ(地上実験)(出典:JAXA)

3月9日は、「重力による茎の形態変化における表層微小管と微小管結合タンパク質の役割」(Aniso Tubule実験)の作業を行いました。

実験期間が終了し、蛍光顕微鏡にセットしていたシロイヌナズナの芽が育てられた観察容器を取り外す作業を行いました。

Aniso Tubule実験

その他、米国の学生実験のための作業やNASAのSprint実験に取り組みました。Sprint実験は、高負荷・短時間の運動で筋萎縮や骨量の減少を最小限に抑えるプログラムを開発することを目的とした実験です。

断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

 
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