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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

若田宇宙飛行士の活動状況(2014年3月 3日)

2月28日、若田宇宙飛行士は、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士と一緒に、微小重力環境下での容器内の流体のふるまいを小型の衛星を使用して調べるSPHERES-Sloshと呼ばれる実験に参加しました。この実験は、ロケットの推進薬タンク内の液体の揺れ方を調査することにより、無重量環境下で推進薬を供給する際に生じる問題を改善できると期待されています。

また、若田宇宙飛行士は、「きぼう」日本実験棟船内実験室にて、「重力による茎の形態変化における表層微小管と微小管結合タンパク質の役割(Aniso Tubule)」実験に関わる作業を行いました。若田宇宙飛行士は、顕微鏡観察容器内で育ったシロイヌナズナを地上から観察できるように、多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)に設置されている蛍光顕微鏡に顕微鏡観察容器を取り付ける作業を行いました。

この日、「きぼう」の船外では、2月25日から続いていた地球観測用の米国の超小型衛星放出が最終日を迎え、最後の組の超小型衛星が放出されました。

国際宇宙ステーション(ISS)船内では、ISS長期滞在クルー3名の帰還に向けた準備が進められています。ロシアのオレッグ・コトフ宇宙飛行士とセルゲイ・リザンスキー宇宙飛行士は、帰還に備えて荷物の梱包作業を行いました。コトフ、リザンスキー、マイケル・ホプキンス宇宙飛行士の3名は、米国時間の3月10日に地上へ帰還する予定です。帰還前日には、ISSの指揮権をコトフ宇宙飛行士から若田宇宙飛行士へ移譲するセレモニーが執り行われ、日本人初のISSコマンダーが誕生します。

断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

 
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