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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

2016年11月29日


日本でのリハビリを終え、ヒューストンに帰ってきました。

早速、今日からアストロジムでのリハビリ再開です。

とは言っても、時差ボケ等色々ありますので、今日は例のプールを使った水中トレッドミルでの軽めの運動です。
時速6.5~8km程度で動くベルトの上で、45分ほど「走り」ました。

先週金曜のリハビリ公開では、バランス運動を中心に行いましたが、その後の記者会見では身体の調子が飛行前と比べて90%程度まで回復している実感があると申し上げました。

では残りの10%は何なのか?ということですが、私の場合、腰の痛みや関節(特に下半身)の痛みになります。

腰は宇宙に行った時もしばらく痛くて夜起きるほどだったのですが、地上に帰ってきてからも時々痛みます。
特に長い間横になっていたり座っていたりすると、起き上がった時に腰が痛みます。

関節の痛みというのは主に体重を支える箇所の関節です。
身体が重く感じるわけではないのですが、それを支える関節がその感覚を忘れているような感じです。
とは言っても、長時間立ったりしていなければ気にならないので、総合的に90%くらいかな、と。

NASAのオフィスでは、ジェフとケイトと同室なのですが、この3人でつい3か月前までISSで生活していたのが何だか夢のようです。
ジェフはもうリハビリ期間が終わって、アメリカ各地での広報活動に忙しいようです。



 
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