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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

古川聡宇宙飛行士

古川宇宙飛行士の作業状況(2011年10月18日)

10月17日、古川宇宙飛行士は、地上からの遠隔操作で行われる「マランゴニ対流におけるカオス・
乱流とその遷移過程(Marangoni Exp/MEIS)」
実験の様子を録画する画像取得処理装置(Image Processing Unit: IPU)のハードディスクの交換を行いました。

また、NASAの統合的心血管(Integrated Cardiovascular: ICV)実験の3度目を開始し、歩行モニタを行いました。この実験では電極を付けて心電図や血圧を記録し、アクティウオッチと呼ばれる腕時計型の生体の活動量を記録する機器を付けてウエスト、ヒップ、足首の活動量を48時間分計測します。

実験の準備作業として、微小重力研究グローブボックス(Microgravity Science Glovebox: MSG)の目視点検を行い、その後、ワークボリューム内に、欧州宇宙機関(ESA)の実験装置を設置する作業を行いました。

また、クエスト(エアロック)では、メンテナンス作業の一環として、船外活動(Extravehicular Activity: EVA)用のバッテリを放電させる作業を行いました。

「コロンバス」(欧州実験棟)では、3Dビデオカメラシステム(Erasmus Recording Binocular 2: ERB2)と欧州引出しラック(European Drawer Rack: EDR)の電力およびデータを繋ぐ作業を行いました。ERB2は、3Dビデオカメラ、ビデオカメラ、3Dカメラを使って国際宇宙ステーション(ISS)内の正確なマップを作製するための撮影器具です。撮影した画像をコンピュータに送信して3Dモデルに変換し、ESAのバーチャル・リアリティ・シアタで見られるようにするものです。

その他、カナダ宇宙庁(CSA)の医学実験の準備作業、有機炭素分析器(Total Organic Carbon Analyzer: TOCA II)を使用した水再生システム(Water Recovery System: WRS)の水質検査、船内の空気中に含まれる揮発性有機化合物を検出する装置(Air Quality Monitor: AQM)の起動および停止、情動状態(Profile of Mood Status: POMS)についてのアンケート回答などを行い、多忙な1日を過ごしました。

断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

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