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JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在

古川聡宇宙飛行士

古川宇宙飛行士、アトランティス号のクルーとの共同作業を完了(2011年7月19日)

写真:軌道上共同記者会見後、クルー全員で記念撮影

軌道上共同記者会見後、クルー全員で記念撮影(出典:JAXA/NASA)

7月15日から18日にかけて、古川宇宙飛行士は、STS-135ミッションクルーと協力して、「ラファエロ」(多目的補給モジュール2)と国際宇宙ステーション(ISS)間、およびスペースシャトル「アトランティス号」のミッドデッキとISS間で物資を移送する作業を行いました。

7月15日には、アトランティス号とISS長期滞在クルー全員で、軌道上共同記者会見やオバマ大統領との交信を行いました。

7月15日午後1時24分(日本時間7月15日午後10時24分)から、およそ40分にわたり行われた軌道上共同記者会見で、古川宇宙飛行士は、スペースシャトル退役について記者から質問を受けると、「スペースシャトルは日本人に夢と希望と挑戦する心を与えてくれた」と、スペースシャトルへの感謝の言葉を述べ、「日本人として最後のスペースシャトルのクルーを迎えられたことを大変嬉しく思っている。退役は残念だが、新たなプログラムの開始でもある」と、スペースシャトルへ寄せる思いを語りました。古川宇宙飛行士は、東日本大震災で被災した方々へのメッセージも述べ、「その日にできることを続けていくと、今日は昨日よりも、明日は今日よりも良くなる」、「世界中の人々が応援しています。頑張ろう、日本!」とエールを送りました。その他、地上と宇宙での身体の感覚の変化について、無重量の環境では自分の足のある方向が常に床に思え、上下左右が相対的に感じることを紹介しました。

また、7月15日、古川宇宙飛行士は、前日から実施していた「植物の重力依存的成長制御を担うオーキシン排出キャリア動態の解析(CsPINs)」実験の終了に伴い、サンプルの写真撮影や、サンプルを固定して保存する作業を行いました。

7月18日には、ラファエロをアトランティス号のペイロードベイ(貨物室)に格納する作業に備え、古川宇宙飛行士は、「ハーモニー」(第2結合部)とラファエロの連結部を減圧する作業を行いました。その後、ラファエロはアトランティス号のクルーが操作するISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)により、ハーモニーから取り外され、ペイロードベイ(貨物室)に格納されました。

その後、古川宇宙飛行士らISS第28次長期滞在クルーとアトランティス号のクルーはお別れの挨拶を交わし、7月18日午後2時28分(同7月18日午後11時28分)にISSとアトランティス号間のハッチが閉じられました。両クルーの共同作業は、7日と21時間41分におよびました。

7月19日、アトランティス号は、午前6時28分(同7月19日午後3時28分)にISSから分離しました。

断りの無い限り、日時はISSでの時間(世界標準時(日本時間-9時間))です。

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