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国際宇宙ステーションの組立フライト 15A(STS-119)

STS-119ミッションの打上げ日変更について

写真:射点にてディスカバリー号の前に立つSTS-119クルー

射点にてディスカバリー号の前に立つSTS-119クルー

NASAは、飛行準備審査会(Flight Readiness Review: FRR)の結果、若田宇宙飛行士の搭乗するSTS-119(15A)ミッションの打上げ日を2月19日以降とする旨発表しました。

メインエンジンの水素ガス加圧ライン流量調節弁(Flow Control Valve: FCV)の健全性の確認のため、今回のFRRで打上げ日の決定は行わず、2月12日にあらためて日程を設定することとされました。

このフライトで、若田宇宙飛行士は日本人初の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を開始します。また、このISS組立てミッションでは、ISSの運用・利用能力を発揮するための電力確保に必要なS6トラスの輸送および取付け等を行う予定です。

水素ガス加圧ライン流量調節弁(FCV)

FCVの役割

FCVの役割

FCVは、スペースシャトルメインエンジン(Space Shuttle Main Engine: SSME)から外部燃料タンク(External Tank: ET)へ供給する水素ガスの量を調整するための装置です。FCVは、オービタの3つのSSMEに一式ずつ取り付けられています。

FCVでガスの流量を調節することにより、液体水素タンク内を一定の圧力に保ちます。

ポペット弁の損傷(STS-126ミッション時)

ポペット弁の損傷(STS-126ミッション時)

STS-126(ULF2)ミッションで、スペースシャトル「エンデバー号」上昇時にFCVの1基が異常を起こし、水素ガスを流しすぎるという事態が起こりました。

帰還後の検査で、FCVのポペット弁からデブリが発生していることがわかり、デブリによる水素ガス加圧ラインの損傷、ETの減圧、SSME停止などの事態が懸念されることから、FCVの健全性の確認がNASAで行われています。

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