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国際宇宙ステーションの組立フライト 12A(STS-115)

船外活動

最終更新日:2006年8月25日

STS-115ミッションでは船外活動が3回行われます。第1回、第3回船外活動をジョセフ・タナー宇宙飛行士はEV(Extra Vehicular)1として、ハイディマリー・ステファニション・パイパー宇宙飛行士はEV2として担当し、第2回船外活動では船内活動(Intra-Vehicular Activity: IVA)クルーとして船外活動の支援を行います。第2回船外活動をダニエル・バーバンク宇宙飛行士はEV3として、スティーブン・マクリーン宇宙飛行士はEV4として担当し、第1回、第3回船外活動ではIVAクルーとして船外活動の支援を行います。

第1回船外活動(飛行4日目)
P1トラスに結合されたP3/P4トラスを起動するための準備
第2回船外活動(飛行5日目)
太陽電池パドル回転機構(SARJ)の起動準備
第3回船外活動(飛行7日目)
P6トラスのベータ・ジンバル・アセンブリ(BGA)の固定、太陽電池パドル熱制御システム(PVTCS)のラジエータの展開準備、Sバンド通信機器の交換、材料曝露実験装置5(MISSE-5)の回収

キャンプアウト

ISSから船外活動を実施する際に、船外活動前にエクササイズ・プリブリーズという手順が実施されてきましたが、この時間を短縮するために開発された“キャンプアウト(campout)”と呼ばれる新しいプリブリーズ手順が今回のミッションで初めて実施されます。

プリブリーズとは、船外活動前に純酸素を呼吸して血中の窒素を追い出し、船外活動中の低気圧の環境下で減圧症(ベンズ)にかかるのを防ぐための手順です。今回のミッションで初めて行われる“キャンプアウト”とは、気圧を低くしたエアロックで一晩を過ごすことで血中の窒素を追い出す手順で、エクササイズ・プリブリーズに比べ時間を短縮することができます。

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