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宇宙ステーション補給機(HTV)

前島密賞(第60回)を、「こうのとり」のランデブ・キャプチャ技術(自動ランデブー技術と通信技術)が受賞しました。

最終更新日:2015年3月23日

国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を担う日本の宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)「こうのとり」が誇る「ランデブ・キャプチャ技術」のコア技術となる通信システムの開発と実用化に関する功績が評価され、その開発を担当したJAXA有人宇宙ミッション本部宇宙船技術センターの植松洋彦氏と葛西徹氏が、同じく開発担当した三菱電機㈱の3名とともに、第60回前島密賞を受賞しました。

前島密賞は、逓信事業の創始者である「前島密」氏の功績を記念し、昭和30年(1955年)に設けられ、情報通信及び放送の進歩発展に著しい功績のあった者に対して公益財団法人通信文化協会から授与されるものです。

  • 自動ランデブー技術のコアとなる通信システムの開発と実用化とは?
    • ISSへの物資輸送手段となる宇宙船は、ISSに接近して直接ドッキングする方式で、ロシアや欧州の宇宙船が採用している。
    • 日本の宇宙船「こうのとり(HTV)」の接近方式は、ISSに並進しながら徐々に接近し、距離10mの真下からゆっくりと上昇し、最後はISSのロボットアームにより捕獲される。(図を参照)。

    • 写真:ISSに接近する「こうのとり」

      ISSに接近する「こうのとり」(出典:JAXA/NASA)

      画像:自動ランデブーの概念図

      自動ランデブーの概念図


    • この方式は、世界的にも独自性・先進性の高い技術であり、従来の米・露・欧の手法に比べて、宇宙船を安全確実に、ISSに接近・結合させるもの。4回の「こうのとり」の打上げでは、正確なISSへの接近・結合を達成しています。
    • 宇宙船の接近方法の世界標準のひとつとなり、米国の民間輸送宇宙船(ドラゴン、シグナス)にも採用されています。

前島密賞表彰式の様子


第60回前島密賞の受賞者の情報はこちら: 公益財団法人通信文化協会ホームページ
「こうのとり」の情報はこちら: 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター
三菱電機㈱ホームページ

※断りのない限り、日時は日本時間です。

 
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