S4トラス
S4 Truss
ISSに取り付けられたS3/S4トラスと太陽電池パドル(SAW)(赤枠内)(STS-117ミッション)
S4トラスには、
太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)がふたつ装備されており、2007年6月のISS組立フライト13A(STS-117ミッション)で打ち上げられました。同じく13Aミッションでは、
S3トラスも打ち上げられ、S3/S4トラスがISSに結合されたことにより、ISSへの供給電力が増大しました。
S4トラスは太陽電池パドル機構(Photovoltaic Array Assembly: PVAA)、制御機器アセンブリ(IEA)、改良型トラス結合システム(Modified Rocketdyne Truss Attachment System: MRTAS)から構成されています。
S4トラスはS3トラスのSARJによって回転します。また、S4トラスと太陽電池パドルの結合部のベータ・ジンバル・アセンブリ(Beta Gimbal Assembly: BGA)は、SARJの回転軸と直角の回転軸を持っているため、BGAとSARJを組み合わせてSAWを回転させることで、太陽を追尾し、効率よく発電を行うことができます。

S4トラス
項目 |
仕様 |
S3/S4両トラスを合わせた仕様
長さ |
約13.7m |
高さ |
約4.6m |
奥行き |
約5.0m |
質量 |
約16,184kg |
国際宇宙ステーション(ISS)