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NASAケネディ宇宙センターより


打上げを待つスペースシャトル「コロンビア号」のほか、VAB(Vehicle Assembly Building)や国際宇宙ステーション(ISS)構成要素の最終整備作業の様子など、NASAケネディ宇宙センター(KSC)についての現地からのレポートをご覧ください。

KSC遠景

KSCはとても広いです。この写真に映っているのはKSCのごく一部です。スペースシャトルの発射場所は2つあり、遠方右手がSTS-107コロンビア号の射点39Aです。遠方左手の射点39Bは次の野口宇宙飛行士の打ち上げに使用される予定です。この写真を撮った場所は、VABという建物です。VABで最終組み立てされたスペースシャトルは射点まで約6kmの砂利道をゆっくりと運ばれていきます。

VAB

これが、VABです。ここではOPFで整備されたオービターに外部燃料タンクや固体ロケットが取り付けられて、スペースシャトルが発射可能な最終状態になります。VAB側面の巨大なシャッターが開いて、そこからスペースシャトルは射点に移動します。VABは月に行ったサターンロケット用に建造されました。スペースシャトルはサターンロケットに比べて背が低いので、このシャッターも今となっては全開されることはありません。VABは世界で2番目に大きな建物だそうです。最大の建物はボーイング社のジャンボ機工場とのことです。

OPF

VABの隣のOPF(Orbiter Processing Facilities)という建物では、3月打上げ予定の野口宇宙飛行士の搭乗するスペースシャトル「アトランティス号」の耐熱パネルの点検などが行われていました。

クローラー

これはクローラー(Crawler Transporter)と呼ばれるキャタピラ移動車で、上にスペースシャトルを載せて、人が歩く程度の速度でVABから射点までスペースシャトルを運びます。

打上げを待つコロンビア号

射点39Aで打上げを待つSTS-107「コロンビア号」です。写真右に写っているのは貯水槽です。打上げ直前にここから水が射点の床に注がれ、点火されたエンジンから発する衝撃波をこの水で吸収させています。打上げ時に生じる多量の白煙の一部はこの水の蒸気です。

ISS構成要素最終整備作業

KSCでは、ISS構成要素の打上げ前の最終整備作業が順次進められています。今年は「きぼう」日本実験棟も筑波宇宙センターからここに輸送されて作業が開始される予定です。「きぼう」は今のところ筑波宇宙センターで毎日見学が可能ですが、KSCに輸送されてしまうと、もう日本では見られなくなってしまいます。

 

最終更新日:2003年 1月22日

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