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宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター
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コラム ―宇宙開発の現場から―

コラム―宇宙開発の現場から―
まさるくんのロシア出張日記~その3~
皆様、こんにちは、JAXAでタンパク質の結晶生成実験を担当しています佐藤勝と申します。宇宙実験の現場を知って頂くため、ロシアへの出張日記をコラムの形で連載しており、今回が3回目となります。私は、現在JEMでのタンパク質の結晶生成実験の準備のため、モスクワに来ています。この実験は、ロシアと日本が共同で実施する計画で、ロシアが打上/回収を、日本が軌道上運用と実験装置準備を担当し、双方のタンパク質の結晶生成をJEMで行います。3年間で6回の実験を予定しており、7月24日の第1回実験の打上に向け実験準備を進めています。
さて、今回の話題は、ロシアのロケットの発射場のバイコヌール射場について紹介いたしいと思います。バイコヌール射場は、スプートニクの時代からロシアの宇宙開発に使われているロケット発射場です。カザフスタン共和国の中央部、アラル海の近くに位置し、乾燥した土地であり、夏は非常に暑く40度以上に、冬は非常に寒く-30度以下になることがあります。バイコヌール射場はロシアがカザフスタンから借用している広大な土地にソユーズ、プロトン、ゼニット、ブラン等の様々なロケットの発射施設が点在しており、まさに宇宙への玄関口といった場所です。
国際宇宙ステーションへ宇宙飛行士を運ぶソユーズ宇宙船や機材を運ぶプログレス補給船も、ここバイコヌール射場から打上られます。
ソユーズロケットが打上げられる発射台は、ガガーリンの時代から使われている施設で、既に300回以上の打上に使われており、いまだに現役です。また、ソユーズロケットは、ロケットの整備施設から発射台まで、列車で移動しますが、ガガーリンの時代から、打上げ2日前の午前7時に作業が開始される慣習となっており、作業開始から3時間程度で発射台への設置が完了します。
ソユーズロケットの打上は、発射台から1km位の場所で見学することができますが、日本のH-IIAロケットや米国のスペースシャトルに比べ、非常に近い所から打上を見ることができるため、比較的小型のロケットにも関わらず、打上の際の迫力は凄いものがあり、非常に感動的です。是非、宇宙実験に参加する機会があれば、皆様にも、この感動を味わってもらいたいと思います。
さて、次回のコラムは、バイコヌールの街の様子を紹介したいと思います。
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