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宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター
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コラム ―宇宙開発の現場から―

コラム―宇宙開発の現場から―
まさるくんのロシア出張日記~その1~
皆さん、こんにちは、JAXAでタンパク質の結晶生成実験を担当しています佐藤勝と申します。今回から宇宙実験の現場を知って頂くため、ロシアへの出張日記をコラムの形で連載していただくことになりました。
皆さんは、ロシアと聞いて何を連想しますでしょうか?
- クレムリン、赤の広場、ボルガ河、シベリア、ボルシチ、ピロシキ、ウォッカ、ボリショイバレイ、チャイコフスキー、ドフトエスキー - といったところでしょうか?
宇宙開発の分野では、ロシア(ソ連)は米国と、1、2を争う宇宙大国で、冷戦時代はもとより、現在でも特に長期滞在に関する技術と実績は、世界一のものです。
ロシアとの協力による宇宙実験は、1990年代のミール宇宙ステーションの時代から、幾つかの実験が行われてきました。私が担当するタンパク質の結晶生成実験は、これらの中でもまれに見る長期的な協力となっており、2002年から2008年までの6年間で、9回の実験を行ってきました。
9回の実験を通じて、ロシア側の技術者とも良好な関係を築くことができてきました。ロシア人は、非常にプライドが高く、組織としては大国時代の名残があり、非常に融通の利かない場合がありますが、個人としては、とても人間味のある人たちで、一旦、信頼関係が出来上がると、何事もスムーズに事が運ぶようになります。
初期の実験では、相手が何を考えているか、どのような対応をするか、よく理解されないことが多く、作成した書類に関しても、細かくチェックされ、指摘を受けていました。しかし、実験を重ねる毎に、ロシア側の技術者とも交流が深まり(もちろんウォッカを飲んで)、お互いの信頼関係が出来ると、大きな問題以外は、余り細かく指摘されることは無く、スムーズに物事が進められるようになってきました。
ロシアとの仕事に関わらず、何事もお互いの信頼関係が重要だということですね。
初回のコラムということで、堅い話になってしまいましたが、次回からは出張の楽しみ、ロシアの食事事情について紹介いたします。
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