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JAXA宇宙飛行士活動レポート

JAXA宇宙飛行士活動レポート 2014年6月

最終更新日:2014年7月18日

JAXA宇宙飛行士の2014年6月の活動状況についてご紹介します。

油井宇宙飛行士、ISS長期滞在に向けた訓練を実施

国際宇宙ステーション(ISS)の第44次/第45次長期滞在クルーである油井宇宙飛行士は、5月に引き続き、6月6日までロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで訓練を行い、その後は米国に移動して、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)でISSに関わる訓練を行いました。

ロシアでは、ソユーズ宇宙船で一緒に飛行するロシアのオレッグ・コノネンコ宇宙飛行士、NASAのチェル・リングリン宇宙飛行士とともに、ソユーズ宇宙船の運用を模擬した訓練や、ISSのロシアモジュールで火災・急減圧・空気汚染などの緊急事態が発生したことを想定した訓練を行いました。

JSCでは、ISSの米国側モジュールで緊急事態が発生した場合の対処訓練のほかに、船外活動訓練やIMAXカメラの操作訓練などを行いました。船外活動については、無重量環境訓練施設のプールを使用した技量試験も行われ、試験の中で油井宇宙飛行士は、船外活動中に何かしらの理由で気を失ってしまった船外活動のパートナーを救助する手順を実践しました。また、高負荷・短時間の運動で筋萎縮や骨量の減少を最小限に抑えるプログラムを開発することを目的としたSPRINTと呼ばれるNASAの実験に関わる訓練を行い、被験者となるクルーがISS滞在中に実施する運動手順を確認しました。

大西宇宙飛行士、ロシアで水上サバイバル訓練を実施

国際宇宙ステーション(ISS)の第48次/第49次長期滞在クルーである大西宇宙飛行士は、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで、ソユーズ宇宙船の姿勢制御システムや生命維持システム、ドッキングシステムに関わる訓練を行いました。この内、姿勢制御システムと生命維持システムの訓練は、ソユーズ宇宙船の訓練の中でも特に習得項目が多い訓練となっています。

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水上サバイバル訓練に参加する大西宇宙飛行士ら(出典:JAXA/GCTC)

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救助隊へサインを出すための発煙筒を焚く大西宇宙飛行士(出典:JAXA/GCTC)

6月30日からは、モスクワ郊外のノギンスクにあるロシア非常事態省の施設で、ロシアのアナトーリ・イヴァニシン宇宙飛行士、NASAのケイト・ルビンズ宇宙飛行士と一緒に、水上サバイバル訓練に参加しました。

この訓練は、ソユーズ宇宙船で不具合が発生した場合やISSからの緊急帰還時に海などの水上に不時着したことを想定して行われるものです。不具合発生時や緊急帰還時は、通常の着陸地に帰還できるとは限りません。地球表面の大半は水で覆われており、緊急帰還したソユーズ宇宙船が水上に着水する可能性があることから、この様な訓練が行われています。

大西宇宙飛行士ら3名のクルーは、訓練用のソコル宇宙服を着用し、水上に浮かぶソユーズ宇宙船の帰還モジュールを模した実物大のカプセルに入り、スペースが限られる帰還モジュール内でソコル宇宙服から防寒・防水スーツに着替える手順や、必要な装備品を持ってソユーズ宇宙船から脱出する方法を確認しました。帰還モジュールから脱出後は、編隊の組み方のほかに、発煙筒を含むサバイバルキットの使用方法を実習しました。

若田宇宙飛行士、米国とロシアで技術報告会や帰還式典に参加

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ロシアの帰還式典でスピーチを行う若田宇宙飛行士(出典:JAXA/GCTC)

国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッションを終えて5月に帰還した若田宇宙飛行士は、米国のNASAジョンソン宇宙センター(JSC)で医学検査やリハビリテーションを受ける一方で、ミッション中に携わった任務の実施結果を関係者と振り返える技術報告会に参加しています。

6月上旬には、米国をいったん離れてロシアを訪れ、ロシアのミハイル・チューリン宇宙飛行士、NASAのリチャード・マストラキオ宇宙飛行士とともに、ロシアの星の街で技術報告会や帰還式典に参加しました。

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ロシアの帰還式典の一環でガガーリン宇宙飛行士の像に献花後、記念撮影をする若田宇宙飛行士ら第38次/第39次長期滞在クルー(出典:JAXA/GCTC)

帰還式典では、ISS計画に関わる各極の代表やロシアの関係者から、若田宇宙飛行士ら第38次/第39次長期滞在クルーの功績が称えられました。帰還式典において、若田宇宙飛行士はロシア語でスピーチを行い、ミッションに関わった全ての関係者に対する感謝の意を述べました。スピーチの中では、「長期間の試験を終えて卒業するような気分だ」と、今の気持ちを語る場面もありました。帰還式典の一環で、ユーリ・ガガーリン宇宙飛行士の像に花を供えて帰還を報告する伝統的なイベントも行われました。

6月中旬に米国に戻った若田宇宙飛行士は、技術報告会や医学検査の続きを行う合間を縫って、一般の聴衆者を対象にしたミッション報告会も実施しました。


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