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JAXA宇宙飛行士活動レポート

JAXA宇宙飛行士活動レポート 2010年2月

最終更新日:2010年3月30日

JAXA宇宙飛行士の2010年2月の活動状況についてご紹介します。

ISS長期滞在中の野口宇宙飛行士の活動については、JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在ページをご覧ください。

STS-131ミッションに向けた訓練


写真:ISSへの入退室手順を確認する山崎宇宙飛行士らSTS-131クルー

ISSへの入退室手順を確認する山崎宇宙飛行士らSTS-131クルー(提供:NASA)

山崎宇宙飛行士は、STS-131ミッションに向けて、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)で訓練を行いました。

クルー全員で、国際宇宙ステーション(ISS)やスペースシャトルのモックアップ(実物大の訓練施設)を使用して、ISSへの入退室手順を確認する訓練や、多目的補給モジュール(Multi-Purpose Logistics Module: MPLM)から物資を移送する際の作業手順を確認する訓練などを行いました。


写真:物資の移送作業手順を確認する山崎宇宙飛行士らSTS-131クルー

山崎宇宙飛行士を中心に物資移送の作業手順を確認するSTS-131クルー(提供:NASA)

山崎宇宙飛行士は、STS-131ミッションにおいて、ロボットアームの操作に加えて物資移送責任者(ロードマスター)を務める予定で、ミッション中は、スペースシャトル・ISS間の物資移送作業の指揮を執るとともに、移送物資の管理を行うことになっています。

STS-131ミッション

STS-130ミッション中のCAPCOM

写真:ISSと交信する星出宇宙飛行士

STS-130クルーと交信する星出宇宙飛行士(提供:NASA)

星出宇宙飛行士は、STS-130ミッション中、NASAのミッション・コントロール・センター(Mission Control Center: MCC)でスペースシャトル「エンデバー号」のクルーとの交信を行うCAPCOM(Capsule Communicator)として、STS-130ミッションの活動をサポートしました。

星出宇宙飛行士は、山崎宇宙飛行士が搭乗するSTS-131ミッションでもCAPCOMを担当する予定です。



長期滞在中の野口宇宙飛行士ともCAPCOMとして何度か交信しましたが、STS-131ミッションではスペースシャトル側のCAPCOMとして交信を担当します。忙しいミッションですが、山崎宇宙飛行士と交信できることを楽しみにしています!

宇宙飛行士候補者訓練

油井、大西、金井宇宙飛行士候補者は、米国での宇宙飛行士候補者訓練を継続しています。

今月、T-38ジェット練習機に関わる訓練では、計器だけを頼りに飛行する計器飛行を中心に飛行訓練を実施しました。

また、今後行われる無重量環境訓練施設(Neutral Buoyancy Laboratory: NBL)のプールを使用した船外活動訓練に備えて、スキューバダイビングに関わる訓練を実施しました。新たな訓練として、今月からロシア語の訓練を開始しました。

その他、油井、大西両宇宙飛行士候補者は、国際宇宙ステーション(ISS)のシステムや、ISS内の環境についての講義を受け、ISSについて理解を深めました。

若田宇宙飛行士、“国際宇宙ステーション「きぼう」が拓く有人宇宙活動”シンポジウムに登壇

写真:シンポジウムの様子

シンポジウムの様子

若田宇宙飛行士は、2月14日に東京国際交流館(東京都江東区)で開催された“国際宇宙ステーション「きぼう」が拓く有人宇宙活動”シンポジウムに登壇しました。

若田宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)滞在を共にした各極の宇宙飛行士と、映像などを交えながらISS滞在の体験談を語ったほか、「宇宙先進国の仲間入りをしたこと」、「有人宇宙活動の将来と夢」をテーマにしたパネルディスカッションに参加しました。

若田宇宙飛行士は、ISSについて、「これまでにないレベルでの科学技術分野の国際協力プロジェクト。今後、この分野での世界の協力体制がどの様に発展していくか担う試金石的な重要なミッション」と位置づけ、「国際協力で皆が努力し、そこから出てくる恩恵を皆で得られるということ、こういう営みを続けていく必要がある」と、強い気持ちを語りました。


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