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JAXAの宇宙飛行士

JAXA宇宙飛行士活動レポート 2006年3月

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JAXA宇宙飛行士の2006年3月の活動状況についてご紹介します。なお、古川、星出、山崎宇宙飛行士はミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)資格を取得した会見を行いました。今後もNASAジョンソン宇宙センター(JSC)を中心として訓練を継続すると共に、NASAでの技術業務も行っていきます。

「きぼう」日本実験棟維持・向上訓練

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シミュレータを使用しロボットアーム操作訓練を行う野口宇宙飛行士(手前) 講義を受ける山崎宇宙飛行士(手前)

野口、山崎宇宙飛行士は、筑波宇宙センター(TKSC)にて「きぼう」日本実験棟の維持・向上訓練を行いました。この訓練はインストラクタの指導の下、「きぼう」の更なる技量向上を目的としています。「きぼう」の電力通信系、流体実験支援系といったシステムの訓練やロボットアームの操作訓練等を行いました。定常運用の訓練の他に、緊急時や不具合が発生した際の運用訓練を行いました。

「きぼう」船内保管室フライト・クルー・インタフェース・テスト

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操作性を確認する若田宇宙飛行士

若田宇宙飛行士はTKSCにて、「きぼう」船内保管室のフライト・クルー・インタフェース・テスト(Flight Crew Interface Test: FCIT)を行いました。FCITとは、訓練や宇宙での経験を持った宇宙飛行士の観点から、実際に打ち上げられる機器類が軌道上でも問題なく運用できることを確認することを目的としています。

今回の試験では、船内保管室の共通結合機構(Common Berthing Mechanism: CBM)の断熱カバーの取り付け・取り外し、宇宙ステーション補給機(HTV)用のGPSアンテナの取り付けなど、宇宙飛行士が軌道上で実際に扱う機器の操作性、ならびにそれら機器の安全性の確認を行いました。

実際のハードウェアに触れながら参加する開発支援作業は、宇宙飛行士にとっては貴重な訓練機会でもあります。確認を行った機器はどれも宇宙飛行士の作業性をきちんと考慮した設計になっています。「きぼう」日本実験棟の打上げに向けた開発・運用準備作業は一歩一歩確実に進められていると感じました。

宇宙ものづくりフォーラム名古屋講演会

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講演を行う向井宇宙飛行士

向井宇宙飛行士は、宇宙ものづくりフォーラム名古屋講演会で、「宇宙環境利用への挑戦~宇宙飛行の目を通して」をテーマに講演を行いました。会場には約270名の方々が集まりました。

向井宇宙飛行士は、宇宙飛行士になるきっかけ、宇宙飛行士としての仕事や同僚とのエピソード等を話しました。また、宇宙とものづくりの関係について、宇宙へ持っていった薔薇の香りが変わり、香水として商品化された事例を紹介し、宇宙は働く場所でもあり遊ぶ場所でもあり様々な使い方があると話しました。

野口宇宙飛行士講演「ディスカバリー号の15日」

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質問に答える野口宇宙飛行士

野口宇宙飛行士は、栃木県の壬生(みぶ)町立壬生小学校にて、「ディスカバリー号の15日」と題し講演を行いました。会場には小学生を中心に約600人の方々が集まりました。

一般講演の後、野口宇宙飛行士はスペースシャトル「ディスカバリー号」での体験談を、学校の授業に見立てた講演も行い、音楽の授業としてディスカバリー号で流れたモーニングコールについて、家庭科の授業として宇宙食について、社会科の地理の授業としてクイズ形式で宇宙から撮影した日本各地を紹介しました。会場の子供たちは、熱心に野口宇宙飛行士の話を聴き、退場の際には大きな拍手が場内に沸き起こりました。


最終更新日:2006年4月20日

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