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JAXAの宇宙飛行士

JAXA宇宙飛行士活動レポート 2005年4月

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JAXA宇宙飛行士の2005年4月の活動状況についてご紹介します。

ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)候補者訓練

古川、星出、山崎宇宙飛行士は4月も引き続きスペースシャトルのミッションスペシャリスト候補者訓練を行いました。スペースシャトルシステム訓練やT-38ジェット練習機操縦訓練のほかに、NASA施設現地研修としてケネディ宇宙センター(KSC)を訪れました。

スペースシャトルシステム訓練

3人は4月も引き続き第4段階の訓練を行ない、スペースシャトルのシステムに関する講義や各サブシステムの不具合が発生したときの対応訓練(マルファンクション訓練)を継続して行うとともに、打上げ上昇時や帰還時の運用をシミュレータを使い訓練を実施しました。

NASA施設現地研修

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「きぼう」を見学した古川、星出、山崎宇宙飛行士と打上げ前作業の準備に来ていた中野屋開発員(中央)

今月はケネディ宇宙センター(KSC)を訪れました。KSCでは、スペースシャトルや国際宇宙ステーション(ISS)の実際の構成要素や関連施設等を見ました。短い間でしたが久しぶりに「きぼう」船内実験室を見ることもでき、また6月から本格的に再開する「きぼう」船内実験室の打上げ前作業の準備に来ていたJAXAのJEM開発・運用プロジェクトチーム中野屋壮吾開発員に久しぶりに顔を合わす事ができました。7月には、宇宙飛行士が「きぼう」船内実験室を問題なく運用できるか確認するフライト・クルー・インタフェース・テスト(FCIT)が行われます。

また、野口宇宙飛行士がSTS-114で搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー号」のスペースシャトル組立棟(VAB)で準備状況に立ち会うことができました。実機を見ることで、今まで訓練で学んできたことを実感できるいい機会となりました。

セントルーク日本人学校講演

写真:クリックすると拡大します
講演会の様子

土井宇宙飛行士は、セントルーク日本人学校(ワシントン)にて宇宙での生活や環境について講演を行いました。講演には、生徒およびその保護者など約450名が参加しました。スペースシャトルの打上げシーンが上映されると、拍手と喝采で会場はとても盛り上がりました。また、子供たちから質問が寄せられ、「宇宙飛行士になるには厳しい訓練があると聞いたのですが一体何種類あるのですか?土井さんが一番きつかった訓練は何ですか?楽しい訓練はありますか?」という質問に対して土井宇宙飛行士は、「訓練はたくさんあります。宇宙実験や、スペースシャトルについて。また、語学の勉強もします。どの訓練も楽しいです。スペースシャトルに乗るまで長く待つのがつらいです。」と答えました。

今回の講演では、宇宙の生活や環境、スペースシャトルについて説明しました。子供たちは、スペースシャトル打上げのビデオをとても熱心に見ていました。また、たくさんの質問も寄せられ、とてもやりがいのある講演でした。より多くの子供たちに宇宙に興味をもってもらい宇宙をめざしてほしいです。

没入型ロシア語訓練

写真
ホームステイ先の子供が通う小学校で宇宙飛行の話をしました

若田宇宙飛行士は、4月からロシア語のコミュニケーション能力向上を目的とした、没入型ロシア語訓練を行っています。没入型ロシア語訓練とは、ホームステイ、文化的活動などを通して、ロシア語だけでなくロシア人の思考理論等を学び、将来のISS長期滞在での円滑な活動に備えるものであり、ホームステイ先での日常的な会話の他にも、週5日の文法訓練、週4日の会話、補強、文化的訓練を実施します。


最終更新日:2005年5月20日

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