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JAXAの宇宙飛行士

JAXA宇宙飛行士活動レポート 2004年11月

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JAXA宇宙飛行士の2004年11月の活動状況についてご紹介します。

ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)候補者訓練

古川、星出、山崎宇宙飛行士は、11月も引き続きスペースシャトルのミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)候補者訓練を行いました。
参考:国際宇宙ステーション搭乗日本人宇宙飛行士の搭乗運用技術者(ミッションスペシャリスト)候補者訓練への派遣について(報告)(プレスリリース)

スペースシャトル・システム訓練

いよいよ、スペースシャトル・システム訓練が本格的に開始されました。スペースシャトルのシステムや緊急時の対処方法などについて、これから1年以上かけて訓練を行います。今月はまず、スペースシャトルの運用概念、設計概要、手順書概要について、講義を受けました。

今月から、スペースシャトルの訓練を本格的に開始しました。まずは、14名のクラスメート全員で講義を受けています。もうすぐシミュレータを使用した実運用訓練を始めるのを楽しみにしています。また、引き続きT-38操縦訓練や語学訓練、体力訓練を継続し、基礎能力の向上にも努めています。

NASA施設現地研修

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打上げ機B-52Bに取り付けられるX-43A(2004年3月撮影)

今月は、エイムズ研究センター、ドライデン飛行研究センター、ジェット推進研究所(JPL)を訪れました。エイムズ研究センターでは、ISS内部で映像撮影などを行うフライヤーロボットなどISSの高度化に向けた取り組みを、JPLでは火星ローバミッションの現場などを見学しました。また、ドライデン飛行研究センターでは、訪問日前日に無人スクラムジェット推進試験機X-43Aがマッハ9.8の飛行に成功しており、航空分野の最先端をいく現場を見学しました。

第59回国際青年会議所世界会議福岡大会

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講演会の様子

若田宇宙飛行士は、11月21〜26日にかけて開催された第59回国際青年会議所世界会議福岡大会において、国内外の青年会議所メンバーなど約800名を対象とした英語での基調講演「宇宙飛行におけるリーダーシップ」では国際宇宙ステーション長期滞在搭乗員訓練におけるリーダーシップ訓練等について説明を行い、中学生など約420名を対象とした市民講演「つかめ未来を」では宇宙飛行したときの宇宙での仕事や生活の様子などについて説明しました。

TV会議を用いた交信イベント「茅ヶ崎の海で育った宇宙飛行士 野口聡一さんと話そう」

写真。クリックするとデジタルアーカイブへ。
北陵高校の校旗をバックに交信を行いました

野口宇宙飛行士は、高校時代を過ごした母校の神奈川県茅ヶ崎北陵高校で、生徒や野口さんを応援する茅ヶ崎市の方々、約1,100名と、ヒューストンからテレビ電話で交信を行いました。この日は、北陵高校創立40周年記念式典が行われましたが、その前に北陵高校の校旗をバックにした野口宇宙飛行士の映像が映し出されると、会場から歓声があがりました。

野口宇宙飛行士は、自分が高校生の時に見たスペースシャトルの映像が今の宇宙飛行士という職業のきっかけとなっているというエピソードを通じて、現役高校生へ将来を考えるきっかけや夢についてのメッセージを伝えました。

オースチン日本語補習授業校講演

写真。クリックするとデジタルアーカイブへ。
講演会の様子

土井宇宙飛行士は、オースチン日本語補習授業校(テキサス州)にて講演を行いました。幼稚園から中学校までの生徒およびその保護者など約180名の参加者に対して、STS-87ミッションで日本人として初めて船外活動を行ったときの様子や、宇宙での生活について説明しました。子どもたちから活発な質問が寄せられ、「宇宙と地上ではどちらが生活するのに大変ですか?」との質問に対して、土井宇宙飛行士は、「地上の方が大変です。宇宙では重力がないので、体が軽くリラックスします。但し、宇宙にいると筋力が衰えてしまい、地上に戻った時に大変なので、宇宙で運動をして筋力を鍛えています。」と答えました。

最終更新日:2004年12月21日

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