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JAXAの宇宙飛行士

第15回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO15)訓練

最終更新日:2011年10月27日

無事帰還したNEEMO15クルー(提供:JAXA/NASA)

大西宇宙飛行士は、米国時間2011年10月20日~11月1日までの予定で、第15回NASA極限環境ミッション運用(NASA Extreme Environment Mission Operations: NEEMO)(NEEMO15)訓練 に参加していました。10月10日から実施された事前訓練に引き続き、天候不良で遅れましたが10月20日から本番の訓練が実施されました。
その後、当初の計画では11月1日まで訓練を行う予定でしたが、訓練海域にハリケーンが接近したため、NASAは安全のため10月26日をもって訓練を終了することを決定しました。この決定に基づき、大西宇宙飛行士ら訓練関係者は訓練施設を離れ、米国時間10月26日朝(日本時間、同日夜)、キー・ラーゴへ無事、帰港しました。

大西宇宙飛行士のNEEMO日記~海底からこんにちは~

現地の大西宇宙飛行士の様子をお伝えします。


画像:大西宇宙飛行士のNEEMO日記(第17回(最終回))「再び、地上から:

大西宇宙飛行士のNEEMO日記(第17回(最終回))「再び、地上から:"NEEMO15を振り返って"」 (2011年10月)

NEEMO日記もついに最終回。無事、海底から水上、そして地上に戻った大西宇宙飛行士は、しばしのキーラーゴ滞在で体調を地上生活用に戻し、ヒューストンの自宅に戻りました。ハリケーンという予期せぬ事態でスタートが遅れ、さらには訓練期間短縮という事態にみまわれたものの、多くを学んだNEEMO15を振りかえります。

 

以下のページでは、ミッション中、「アクエリアス」内外のカメラからのリアルタイム映像を見ることができます。

TV会議中継によるアクエリアスからの記者会見実施

日本時間10月25日の朝(米国東部夏時間10月24日夜)、「アクエリアス」とJAXA東京事務所とをTV会議でつなぎ、大西宇宙飛行士による記者会見が行われました。

会見

大西宇宙飛行士(提供:JAXA )

会見の冒頭、大西宇宙飛行士からは、NEEMO15訓練の概要と目的、これまでの準備・実施状況が紹介されました。また、アクエリアス施設を紹介した際には、NASA宇宙飛行士候補者訓練の同期生であり、今回のNEEMO15にも共に搭乗員として参加するデイビッド・サンジャック宇宙飛行士(CSA)がカメラを回し、その内部の様子が、アクエリアス窓越しの魚の群れと共に映し出され、美しい海を背景に、JAXA東京事務所に集まった記者との質疑応答が展開されました。

会見

質疑応答の様子
(提供:JAXA )

記者からは、アクエリアスという閉鎖環境でのカラダへの影響や食事、1日の過ごし方から、訓練を通じて学んだことや、それを今後の宇宙ミッションにどのように生かしたいか、など活発な質問が寄せられました。質問に対し、大西宇宙飛行士は自身の感覚や訓練、そして今後の宇宙飛行への意気込み、チームワークの重要性を紹介しながら、異なる文化的背景をもつクルーとのコミュニケーションには、相手の文化を尊重することが重要との意見を述べました。

会見場

会見場の様子
(提供:JAXA )

また、就寝前の過ごし方として、各クルーで自由であるが、自身は日記を書くことが日課になっていると日々の生活を報告しました。大西宇宙飛行士のNEEMO日記はこちら

最後には、大西宇宙飛行士から、今回の経験を今後の自身の宇宙ミッション、JAXA、日本の宇宙開発に生かしたいという抱負を語り、会見は終了しました。

第15回NEEMO(NEEMO15)訓練の概要

写真:海底約20mに設置された閉鎖施設「アクエリアス」

海底約20mに設置された閉鎖施設「アクエリアス」(出典:JAXA/NASA)

写真:NEEMO13での船外活動の様子

NEEMO13での船外活動の様子(出典:NASA/NOAA/UNCW)

NEEMO訓練は、米国フロリダ州沖合の海底約20mに設置された「アクエリアス」と呼ばれる閉鎖施設内で生活を行い、宇宙飛行に似た環境下で国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在ミッションなどで必要となるリーダーシップやチームワーク、自己管理などの能力を向上させるとともに、ISSおよび月・火星探査に向けた新技術・ミッション運用技術の開発などを目的として実施するものです。「アクエリアス」は、米国海洋大気庁(National Oceanic and Atmospheric Administration: NOAA)が設置し、ノースカロライナ州立大学ウィルミントン校(UNCW)によって運用されている施設です。
2006年には若田宇宙飛行士が、コマンダーとして第10回NEEMO(NEEMO10)訓練に、2007年には古川宇宙飛行士が、搭乗員として第13回NEEMO(NEEMO13)訓練にそれぞれ参加しました。

大西宇宙飛行士が参加するNEEMO15訓練では、

  • 小惑星探査を想定した船外活動
  • 小潜水艦との船外での協働作業

を行います。

NEEMO15訓練計画
項目計画
実施期間 2011年10月20日~11月1日(米国時間)
実施場所 海底研究室「アクエリアス」(フロリダ州キー・ラーゴ沖)
訓練参加者 コマンダー シャノン・ウォーカー(NASA宇宙飛行士)
搭乗員 大西 卓哉(JAXA宇宙飛行士)
デイビッド・サンジャック(CSA宇宙飛行士)
スティーブン・スクワイヤーズ(惑星科学者、コーネル大学)
技術支援員 ジェイムス・タラチェック(ノースカロライナ大学)
ネイト・ベンダー (ノースカロライナ大学)

画像:NEEMO訓練全体像

ガゼボ:お風呂の中に洗面器を逆さまにして沈めたイメージで、内部には空気が充填されています。

 
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