技術会議（テクニカルセッション）議長の決定について

平成15年6月27日

第18回世界宇宙飛行士会議実行委員会事務局

第18回世界宇宙飛行士会議

技術会議（テクニカルセッション）議長の決定について

第18回世界宇宙飛行士会議における各技術会議（テクニカルセッション）の議長役が下記の通り決定しましたので、ご報告いたします。

テクニカルセッションとは、世界中から参集した宇宙飛行士が、自らの宇宙飛行経験で得られた知見や最先端の宇宙技術を背景に、将来の有人宇宙活動への技術的な反映や地上へのフィードバックを活発に議論する場です。

さらに今回は、メインテーマ「宇宙と教育－全人類の文化に向けて－」のもとに、宇宙飛行士の経験を広く日本の教育や各分野の産業等に反映することを目的に、宇宙飛行士と日本の教育界、学生、産業界との間で意見交換を行う予定です。

記

#	日時	テーマ名	議長
1	平成15年10月13日午後	「宇宙と教育－全人類の文化に向けて－」	毛利　衛
2	平成15年10月14日午前	クルーセーフティ・テクニカルセッション（クローズド）	Jerry L. Ross
3	平成15年10月14日午後	宇宙飛行ミッションについての最新報告	Sergei V. Avdeyev
4	平成15年10月17日午前	国際宇宙ステーションについて	Karol J. Bobko / Vladimir A. Solovyev
5	平成15年10月17日午後	将来の有人宇宙開発計画について	若田　光一

※各議長の略歴は以下の通りです。

毛利　衛（もうりまもる）日本。1948年生。宇宙航空研究開発機構　宇宙飛行士。日本科学未来館館長。宇宙飛行2回、総飛行日数19日。

(1)1992年9月スペースシャトル･エンデバーSTS-47/スペースラブJに搭乗。飛行期間8日。

ジェリー・ロス（Jerry L. Ross）米国。1948年1月20日生。NASA,ジョンソン宇宙センター･ビークル組立試験室長。宇宙飛行7回(世界記録)。総飛行日数58日。船外活動9回、延べ58.3時間。

(1)1985年11月スペースシャトル･アトランティスSTS-61Bに搭乗。飛行期間7日。船外活動2回、延べ12時間。

セルゲイ・アウデエフ（Sergei V. Avdeyev）ロシア。1956年1月1日生。エネルギア社宇宙飛行士、エンジニア。宇宙飛行3回、総飛行日数748日（世界記録）。船外活動10回、延べ42.0時間。

(1) 1992年7月ソユーズTM-15に搭乗、宇宙ステーション・ミールにドッキング。飛行期間189日。船外活動4回、延べ0.76日。

カロル・ボブコ（Karol J. Bobko）米国。1937年12月23日生。SPACEHAB社副社長。宇宙飛行3回。総飛行日数16日。

(1)1983年4月スペースシャトル･チャレンジャーSTS-6に搭乗。飛行期間5日。

ASE役員。

ウラジミル・ソロビヨフ（Vladimir A. Solovyev）ロシア。1946年11月11日生。宇宙飛行2回。総飛行滞在日数362日。船外活動8回、延べ31.6時間。

(1)1984年2月ソユーズT-10に搭乗。サリュート7にドッキング。総宇宙滞在日数237日。船外活動6回、延べ22.8時間。ソユーズT-11にて帰還。

若田　光一（わかたこういち）日本。1963年生。宇宙航空研究開発機構　宇宙飛行士。宇宙飛行2回。総飛行日数21.7日。

(1)1996年1月スペースシャトル･エンデバーSTS-72に搭乗。飛行期間8.9日。